RC門塀仕上げ

新築のRC門塀には扉や表札・インターホンに加え、ポストや最近では宅配BOXが設置されるようになった。今回はLED照明も沢山付き、アイアン飾りと共にとても豪華なデザインとなった。

複数の照明のための配線も複数あり、これらを後加工で仕上げを行う。

先ずは脱枠後の諸々の設備が付く前に入り、設備設置後に再度入る。ご依頼も、工程を見ながら、なるべく設備設置前に私共の施工日を組み入れて欲しい。設備が付いた後だと、手が入らず加工や塗装が出来ない箇所が出たり、設備を汚さないように養生も必要になるからだ。

前段では、欠けや面木の擦りなどの補修を施した後、塗装する。

今回の仕様はSKセラミクリートSi工法、防水プライマーにクリアSiコートで素地の色・柄を生かし、補修部のみ中塗りで色合せし全体を整える。

この仕様の仕上がりは、全体に濡色の状態となり、グレーが少し濃いモダンな感じとなる。

今回他のRC構造体と色を揃えるため、中塗りで全体に薄く白を入れた。　

後段は装置装着後、扉やアプローチ・植込みも完成後、宅配ボックスと配線穴を下処理し、塗装して完成。