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クラック|孕んだエラス

クラック補修依頼でクライアントと現場打合せ。話を聞くと一度クラックを補修したが数日して再発したと。

元々打設時に右にエラスが孕み曲がった状態だったため、切り込みを入れて手前にエラスを付けて補修したらしい。


これを聞き、奥部分の孕んだ躯体は奥がそのままのため、左側に引っ張られてクラックが発生したものと推測。


本件は単にクラックを埋めるだけではダメで、左右の躯体をエラスで縁切りする必要がある。そのため、当初予定のエポキシボンド注入による補修をやめ、エラスでの縁切りし整形・色合わせする事とした。


はつるとクラックの数センチ奥から曲がったエラスが埋没していた。新たなエラスがなるべく直接に入れれるように掘り進め、左側をグラインダーで平坦にする。


続いてエラスを穴の形にカットし、不足部分に除去したエラスを詰め、パイロランで塞ぐ。パイロランを新設エラスの留めと汚れ防止用にもつける。


ここまでで約2時間を要す。


速乾セメントで穴を塞ぐ。角に糸を付け、角位置の当りをつけ粗方の整形し、乾燥待ち。

速乾セメントが硬化したら、糸を目安に形を整える。整形ができたら、色合わせし完成。


全工程で約7時間。朝一スタートなら1日作業。





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