付け足した階段の側面

新設RC階段の上に付け足して形を変え、その側面の色を揃える依頼。

文字だと難しいが写真だと納得では。目地とPコンを興し、全面打放し風塗装するとコウ↓なる。

上記の施工が2022年11月上旬。施工時は揃っていた色も時間経過で変色し、半年保たずに付け足しが鮮明になる。

内側からの浸食を防ぐため、下地に吸水防止材を全面塗布したが、効果が今ひとつだったのか、或いは正面のRC壁と揃えようと濡色が出るタイプとしたがコレが裏目に出たのか、下地を揃えるもうひと手間を加える必要があったのかもしれない。

内側からの影響を受けないとなるとSKセラミクリートかランディクス。門柱がCBRCでSKセラミクリートだったので同じ仕様で塗替える事に。

再度同じ躯体に臨むと気泡が目につく。気泡埋めし、ベース塗りでも極力気泡を埋めるように心掛ける。

塗りはローラーだが、ベチョベチョでないと気泡が埋まらない、がこのベチョベチョ塗りで塗料が手摺やカーポートの支柱に飛沫する。

細かい粒々なので遠目には分からないが触るとブツブツしていた。

今回丁度東海地方梅雨入りで、降雨を避けて終日施工を半日ずつにしたため、後半スタート時に施主に一言。翌日だったので水拭きで済む。気付いた施主の息子さんに感謝。

今回この塗り替えに加え、門柱についた錆汚れも直す依頼を受けていたが、確認すると表側に10cm程の浮きを発見。この10cmを治すのと10㎡の塗替えと要した時間は多分同じ。