倉庫土間クラック
クラック補修は基本的にエポキシボンドだが、場所や量によってはセメント系が有効な場合もあり、今回の倉庫土間クラックが正にそれ。
![](https://static.wixstatic.com/media/f658e5_629220e0ce3745109b90776f53407876~mv2.jpg/v1/fill/w_79,h_79,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/f658e5_629220e0ce3745109b90776f53407876~mv2.jpg)
床の至る所を走るクラックは約50M。セメント系ならそのままでもかなり目立たないため、エポキシで削って補修・美装する工程が省け、作業日数も大幅削減可能。
セメント系としては、以前アッシュフォードのクラックフィラーを屋外犬走りや駐車場で試し、いずれも再発した苦い経験があるが、今回使用したのは"H2クラックメンテ"という商品。
「今の所苦情はない」とは言われたが、実際は使わないと分からない。とはいえ駐車場では危険過ぎる、故の"倉庫"。
セメント系の利点はもう1つ、乾燥して削って出るカス、このカスで0.2mm以下の所謂"ヘアークラック"を刷り込みで埋める事が出来る。
クラックが埋まっても、まだある細かいクラックが気になるもの。今回も充填で埋めたのと同じ位のヘアークラックがあり、それらも全て埋めた。
さて、目立たないとはいえ、全く同化してくれる訳ではない。補修のプロとしてはそこに一手間かけて1つ上を目指す。
屋内だから美装でも構わないが、今回は白くなった部分を黒くするだけなので、これは所謂"柄入れ"で、薄いプライマーをポンポンするだけでかなりいい感じになる。
残るは材料の性能だが、さてΣ(゜Д゜)