土間の水溜りと色斑

土間の水溜りは、通常水勾配である程度回避できるが、本件では既存の丸型タイル部を生かしての施工で、勾配ほぼゼロだったために水溜りとなってしまった。これを色斑と合わせて補修する事となった。

今回Instagramをフォローし合う近隣県の方からのご依頼という事で、現場打合せはいつになくワクワク。

作業は、大別すると水溜り部の盛付たと全面塗付けの2つの工程を2日かけて行う。

先ずは水溜り解消。該当部の勾配みながら盛付た範囲と厚さを確認し、盛付部にプライマーを塗る。今回は後工程で全面塗りがあるので補修部をはみ出しても構わない。盛付では擦り付けて段差が出ないようにする。

続いて全面塗りの準備として養生。勿論雨水枡もしっかり清掃。

現場には土間の上にウッドデッキと張出しテラスが設置されていて、当初見える範囲迄約25㎡だったが、やれそうに思え全面35㎡塗る事にした。前半作業として補修部以外のプライマー塗り迄。

2日目、先ず盛付部の鏝斑や段差を擦りプライマー塗布。調合モルタルを全面塗りし午前中に塗付け。午後より養生剥がし、面木を擦り、手直しの塗付けをして終了。

元の施工が優秀だったため、鏝塗りも非常にスムーズに行えた。