土間水溜り補修2022
土間水溜り解消の依頼があり、現場確認すると、カーポート付きの駐車場で、そのど真ん中辺りに径縦横70cmの水溜りがあった。
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補修工程は、大きくは①不陸調整と②色合せの2工程。
勾配を確認すると、横方向は全く水平で、縦方向にのみ該当箇所が逆勾配で抉れた状態で研削は不要。奥から手前に水勾配がつけられているので該当箇所の上と下を直線で塗り足せば解消されると判断。
ネタ乗せの前工程として、以前はハイフレックスを塗っていたが、今は下地の強度と上乗せするネタとの接着力を同時にアップする東日本塗料社の「カチオン浸透エポプライマー」を塗布している。
水性で浸透性がよく、下地を痛めないのが嬉しい。塗布すると光沢が出てカチッとするので触らない箇所にはみ出さないようにする必要がある。
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プライマー塗布する前に最も重要な事を忘れてた。それは補修箇所の汚れを落とす事。水が溜まっていただけあり汚れもしっかり堆積している。ペーパーを当てると綺麗な下地が出る。
ネタが乾き強度が出たら色合せをする。
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今回は全体に薄っすら下地の骨材がみえた状態だったので、色合せは鏝で水打ちしながら薄く塗り広げるように馴染ませた。
乾いたら軽くペーパーを当てて馴染ませて完了。