土間の水溜り解消
梅雨前なのか土間の水溜り解消工事の依頼を続けて頂きました。
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補修工程としては、①水が溜る箇所の勾配を確認し、②削りと盛付で水がたまらないように形を整え、③補修部の色合せをします。
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刷毛引き土間では盛付後にペーパーを当てる事が出来ないため、整形時に刷毛引きまで行い、乾燥・硬化してから色合せをします。盛りが厚いとそのネタの水分で表面が変色するため、日を改めて色合せをする必要があります。
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表層の色だけであれば、乗せるネタも薄く、今の季節であれば直ぐ乾きます。
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別現場は盛付補修後の色合せのみを行いました。
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現場確認した段階では少なかった補修部も現場入り時にはかなり拡大!?しており、その後再度塗付けたと判明。
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部分合わせの予定でしたが、全体の3分の1を越えていたため40㎡程ありましたが全塗りとしました。
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金鏝仕上げの場合は鏝塗りですが、コレだけの面積では鏝斑必至なためローラー塗りし、ペーパーで平坦に仕上げる方法としました。
塗付厚は極薄なのでペーパーを当て過ぎると元の下地が出てしまうため、表層のローラー目だけを削り平坦にします。
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注意点としては、元と補修部では水の染み込みが異なるため、塗り付け前にプライマーは必須です。また混練時に混入するプライマーは濃過ぎると色が濃くなり薄いと強度不足となります。
また土間色合せ補修は基本超薄塗りなため、その後の亀甲割れや降雨すると補修部が後から変色する可能性があるため、吸水防止材を塗布します。
今回は材料を紹介してクライアントに施工して貰いました。