後足しRC擁壁の割れ
L字型擁壁に後からもう1辺付け足してコの字型にした擁壁で、その接合部にできたヒビ割れを補修した。
直角でないため角はかなりの鋭角で、荷重のかかる上部は逆三角形状にヒビが入り、それより下は面木に沿って隙間ができた状態だった。
完全に一体化していないか若干の遊びで、歪にかかる荷重が原因で再発する可能性が高い。
ヒビ割れには、通常エポキシボンドを入れるが角であるため斫って整形する方法とした。
上部をヒビ割れに沿って電動ハンマーで斫り、それより下は角から4cm位の打診して強度がなさそうな部分を取り除いた。
斫り部を確認すると先に造った擁壁とに隙間があるため、クイックメンダーで隙間を塞いでから成形した。
材料は厚盛付軽量モルタルを使用した。
翌日、形を整え、色合せをして完了。