小さな仕事

大きな現場や大きな仕事にはそれなりの労力と責任があり、単独施工が基本の私には大きな負荷。

「１人工で出来るだけ」という受注の仕方をよく行うが、よく考えるとこれ程アバウトな仕事もかなり珍しいように思う。

最近ようやく細かな補修にもお声が頂けるようになり私としては願ったり叶ったり。

細かいが故にプラスαを提供できる。細かいが故に追加にも余裕を持って対応できる。

私が行っている事は形を整え色を揃える、基本的にこれだけだが、これが如何に高度で繊細かは携わった者にしか分からない。

色を揃える為には材料を吟味する必要がある。なぜならコンクリートは濡れると色が変わる。晴れの時と雨の時で色が変わり経年劣化しても色が変わる。そして製品自体にも違いがあり、養生次第でも変わる。これ程色が変わるモノが他にあるだろうか？

コンクリート補修でより良いサービスを提供し続ける為に、今何をすべきか自問し続ける。