築40年RCガレージ改修
施主が修繕しようと思った元々の理由は、駐車した車に白い粉が度々乗るようになった事。自身で水洗して解消したが、築30年以上経過し一度も手を入れた記憶がなく、もう少し使えるようにしておきたい、今回はそんな要望に応える仕事。
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現状確認し、駐車している1F部では配筋が錆びて飛び出ている“爆裂”による割れが数箇所とクラックが数本、2Fは物干利用のみで鉢物はないが汚れと経年劣化。
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提案内容は、①水洗 ②爆裂配筋錆止め ③クラック補修 ④浸透性吸水防止材による保護及びアルカリ化 ⑤Siクリア塗装
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使用材料もピンキリなためグレード毎の価格から選択して貰う。ピンキリとはいえ、時に良いモノが破格値だったりや在庫次第で格安提供も可能で、今回はそんな上級材料を格安提供。
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浸透性吸収防止材はSKミクロンガード、Si塗装はSKシリコンクリアW、とSK社製品は比較的安価で出も多い。
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経年劣化案件の注意点は塗布面積。水洗し現れた表層はゴツゴツ石の骨材面。カーテンのヒダと同じくこのゴツゴツや穴ボコで面積がかなり割増となる。塗りながら嫌な汗が出た。
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作業終了後、コレは専門外だが、ガレージ奥から屋上に繋がる階段が錆々で、DIYレベルで良ければと錆止め塗料を提案、材料費のみで引き受ける。
塗装は錆取り不要で錆の上から直接塗れる油性シリコンタフ鉄部用のグレー。
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ケレンすると塗装はボロボロだったが中に錆はなく本体は良好。ラッカーシンナーが威力を発揮し無事完了。養生も適当で液飛びもままあったが、多少の雑を見越しての奉仕作業でDIYなら多分上出来。