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隙間が孕んだ擁壁

宅地造成で高さ4m以上ある擁壁を複数建て、型枠がズレて歪な部分を補修する事になったが、補修するのは擁壁と擁壁が背中合せになった箇所で隙間はたった15cm程。

凹みは埋めるだけだが、膨らんだ部分は除去したい、がこの隙間、手前からカッターでカットできるのはかせいぜい深さ5cm位迄、ソコから奥の凸は直径100mmのグラインダーが入らず。結局カットを諦め、断面修復に着手。

先ず発泡面木を使い、カットしてなくなった面木部分を興す。続いて面木から奥に向って反対側と繋げるが、ある程度は覚悟していたが、やはり隙間10cmは鏝を握るスペースがない。普通に鏝を握る事ができず鏝の軸を指で挟んで鏝を支える形でネタを塗付ける。

凸に続き、凹を埋める。

高さ5mの擁壁で足場がないため脚立で対応、ネタを練って持ち上げるだけでも1人作業では一苦労。

完了後、内側は補修した箇所の半分以上は板で塞がれ埋め戻されて見えなくなった。外側からは手前の形が整い、その奥の歪は殆ど見えない。

4日間に及ぶ作業も納まってしまうと呆気ない。綺麗に造成されたこの場所には、どんな家が建つのだろうか。

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