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雨打たれた土間

打設時降雨で表層が大打撃を受けた土間を補修した。




アプローチと駐車場で10区画の総面積は33㎡。表層には流れた雨で幾重にも筋ができ、流れたノロが面木に堆積していた。



補修の工程は、①脆弱部除去②プライマー塗布③塗付け④仕上げ


①脆弱部除去

面木に堆積したノロをスクレーパーで掻き出す。掃除機で吸う方法もありと後で気づく。プツプツ穴が空いた箇所はポリッシャー掛け。分かり難い脆弱部も一網打尽。トンボロ干潟のような筋ができた箇所は山を削り不陸を極力解消する。


②プライマー塗布

プライマーは、下地を強化できるカチオン浸透エポプライマーを使用し、ローラーで塗布。


③塗付け

薄塗りするには指定水分量より多目にする。そのためどうしても塗付け時にネタがはみ出すため、区画の間をマスカーで塞ぐ入念な養生をする。そのため養生だけで2時間かかった。

11時頃より塗付け開始し塗付け終えたのは16時とかなり遅くなってしまった。


④ハプニング

塗付けたのは2022年12月21日、その日の夜雨が降る。夏季なら大丈夫だがその一週間前から寒気に包まれ、日中でも10℃を下回る気候でネタの乾きが極端に遅くなっていた。そのため雨が乾かない面に染み込み、浮きとなった。



塗付けた翌日最後の仕上げに訪れると表層にいくつもの穴を発見。穴を削り始めると雨が降り出し、ひょうも混じっていた。



その日の作業を諦め、明日予定の別現場を延期し、ここの手直しをする事に。


翌日、晴れたが風速7mの暴風。先の工程同じく脆弱部を研削し材料塗付け。金鏝仕上げ仕様だったか鏝跡解消すため全面研磨し完了。



今回の失敗だが、2022年は10月頃から依頼が集中し始め、急を要する依頼は尽くお断りする状況が年末まで続いた。コチラも最初の依頼から2週以上遅れ納期ギリギリで施工する事になり、その間に気候が一変し、ズラす事もできなかった。



全面塗付けする作業は特に天候に気を配り、納期に余裕を持った施工日程を心がけたい。

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