雨打たれ土間補修
外構工事では予報になかった突然の降雨に泣かされる事がよくある。
雨で表面にできた穴の補修は、基本的に色調合した材料で穴を埋める。指先に材料をつけて穴に入れ、手の平で擦りつける。
鏝で押し込むのも可能だが、硬化後の後加工がそれなりで、指先&手の平が最強。
鏝で塗付けてしまうと厚さが出る。
土間補修の材料としてNS社のフロアハードは代表的商材だが、これを露出で綺麗に仕上げるにはかなり高度な技術がいる。
部分補修に使おうとすると、骨材の粒度があり繊維も含まれているため擦りつけて0とするのは恐らく無理。
盛付部をグラインダーで平滑にし、まばらに材料をスポンジで乗せ、ペーパーをあてて馴染ませる。
左官では鏝仕上げが基本で、ペーパーで仕上げる手法は多分補修特有ではないかと思う。